「コレ、黙ってるつもりだったわけ?」

「…」




叶くんは紙を握りしめて、踊場の隅にあるゴミ箱に投げ捨てた。




「ま、そんなとこだろって思ってたけど」




叶くんは、昨日教室で拾った2枚と封筒に入っていた写真とを比べながら言った。




「あ」




!?