「みんな、ありがとう。心配してくれて。でも、大丈夫だから…」

「何が大丈夫なんだよ」

「相沢くん…」

「大丈夫じゃねぇし、犯人見つかるまで俺は…俺らはお前を守るから」

「そうよ、亜希! 私達に遠慮してんだったら、それこそ怒るからね!」


「ありがとう…」




現実の過去なんてなくて、初めから出逢ってたのがみんななら、私はもっと素直に甘えられたりしたのかな…?




「制服、予備ないか聞いといてやるよ」

「ありがとう。小野さん」

「藤沢、明日幸村と迎えにくるから」

「ありがとう。相沢くん、叶くん」




ごめんね…