「コレと制服が同一犯かの確証はないだろ。まだ嫌がらせの線が消えたとも言えねぇよ」

「だよな、幸村の言うとおりだ」




早紀ちゃんは私の腕を掴んだ。




「亜希、亜希が狙われてるのに変わりはないから、登下校私だけじゃ何かあったとき心配だし、これからは相沢と叶にも出来るだけ一緒に登下校してもらおっ」

「そうだな」

「俺もその方が良いと思う」

「ウチらも協力するよ」




みんな…


でも、私のせいで…

みんなに迷惑が…




「……」