みんな、叶くんの周りに集まった。 「コレ、亜希じゃん…」 叶くんが拾った写真には両方私が写っていた。 「コレ、どう見ても盗撮じゃん…」 「キモッ、クラスに変態がいるってことかよ」 「でも、嫌がらせの線は消えんじゃね?」 状況に、ついて行けない… 「大丈夫か?」 相沢くんが優しく声を掛ける。 「う、うん…」