「何だよ、リサ子(小野)」

「藤沢、コレ使いな」

「ちょ、何で!?」

「汚いから」

「は!?」

「ホントだ。臭い」

「うるせっ」




最初に申し出てくれた吉田さんには悪いけれど、無難に小野さんにズボンを借りた。




「あ、ありがとう。小野さん、それから吉田さんも」

「あたしは~?」

「ユキ(真鍋)、何もしてねぇだろ」

「あ、真鍋さんも」

「一々言わなくていんだよ」