ドッドッドッドッ…






胸が痛い。



苦しい。





よくわからない感情が溢れ出す。



止まらない。




助けて!!





こんなのは初めてで、私は教室に戻り、早紀ちゃんに助けを求めた。





「早紀ちゃん!!!」

「亜希!? どした?」

「助けて!!」

「えぇ!!? どうしたの? また誰かに何かされた?!」





私は屈んで首を振り、発熱で倒れた。





「亜希ッ!?」