私は変わりたいと願った。
昨日のことが夢みたいに嬉しくて、幸せで、優しくして……



そんなの忘れられない。
無かったことになんてしたくないよ…




でも、思った通り。

恐れていたことがまた繰り返された。
場所が変わったって何処へ行ったって同じなんだ。
希望なんて持っちゃいけなかった…

そう、思わされてしまう。


相沢くんと仲良くなることはそれだけリスクの高いことなんだ…



分かってた。

分かってたじゃない
最初から。



こうなることくらい、十分予測出来たのに。