「じゃ、抱き合ってチューしてたってのは??」
「し、してないです!!」
「え、してないの??コレもガセかぁ~…」
何故か落ち込まれた。
噂って怖い…。
こうして、尾ひれの付いた内容で幾つも誤解されて、災いが身に降りかかってくるんだろうな。
「あの…南さんは相沢くんのこと…」
「え、ヤダ、違うよ!? 私が好きなのは叶くん☆」
「え、あ…そうなんだ…」
南さんは乙女のオーラを纏い、語りだした。
好きな人をこうもあっさりと初対面の人間に言ってしまうんだ…なんだか、すごいな。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…