HRが終わり、1時間目の用意をする。





「ねぇー椛ぃ」




「んー?」





颯の前の席の菜月が話しかけてきた。






「は・や・て・く・んっ!颯くん来ないのかなぁ…?」






「…さぁ?颯の事だし、もうそろそろ来るでしょ」







「そっかぁ~」







菜月はしぶしぶ前を向き、携帯をいじりだした。