アタシは立とうとして、菜月の手を借りた。





「…ったぁ…」





「えっ、椛立てないのっ!?」







「ん、大丈夫っ…」






アタシは歯を食いしばって立った。








保健室に着き、アタシは保健の先生に消毒をしてもらった。






「あ、菜月ありがと。もう行っていいよ?」






「ん、わかった!じゃあ気をつけてねっ」






菜月は保健室を出て行った。