「やだやだやだぁ…。走るのなんてやだぁ!」






「あはは。でもアタシと一緒だしさ」





「えー…。でも走る事には変わりないじゃんかぁ」






「ま、そうだけどね」






アタシ、苦笑い。





「次っ!小内と榊」




アタシと菜月の名前が呼ばれた。





「はーい」





アタシと菜月はそれぞれ位置に着いた。





「位置について…」