「あ、榊さん。おはよー」 「…おはよ」 話しかけてきたのは隣の席の新堂くん。 「どしたの?眠てぇの?」 「ううんー。アタシ、今病み病み中なんだぁ…」 「そっか。あ、俺の名前覚えてる?」 「ん~?覚えてるよー。新堂くん、でしょ?」