「ごめん。アタシ、颯の事良く知らないんだ…」




「そっかー…。あ、名前なんて言うの？」






「榊　椛」




「椛かぁっ！よろしく♪あ、うち2組なの。またね」






「うん、またね」





葉音がどこかへ行き、アタシは教室に戻った。







「椛、どうしたの？」





菜月が話しかけてきた。





「ん、何にもないよっ」