佑さんはアタシに挨拶をし、グラスを拭く。 「椛、あそこ座ろ」 「あ、うん」 アタシは凌の後を着いていく。 テーブルの上に綺麗に並べられている、ここのメニュー。 「椛、何頼むの?」 「んー…。アイスティーにしよっかな」 「んじゃ、俺はココアにしよ」