凌はアタシの手をおっきくて暖かい手で包んでくれた。







「凌…」




「ん?なに」





「何にもないっ!なに見るの~?」




「椛、何がいい?」




「何でもいいよ」




アタシ達は恋愛映画を見ることになった。