アタシの声に気づき、凌が顔を上げる。 「椛!…っ」 「…どうしたの?」 凌の顔は赤くなっている。 「いやっ…なんでもない」 「そっか。で、どこ行くの?」 「ん?映画ー♪」 アタシは凌と映画を見に行く事になり、近くの映画館に行った。