大広間では宴が続けられ、皆が良い気持ちで酔っていた





「シリウス様。本当にティアラさまを大事になされていますなぁ、」



「ティアラは……私にとって大切な娘なのだ、いずれは…我が妃にと考えておる」




「それは素晴らしい。あのように不思議な力をもった美しい姫君は他におられませぬ。我々にとっても、アルバンにとっても、まさに喜ばしきことですじゃ」





「あぁ、」




大臣たちと国王はそんな話を続けている