「んっ!何の音?なにかしら、アイル?」


振り返ってみたが誰もいない



「なんでしょうか…?なんだか辺りが静かでございますね。急いでお部屋へ戻りましょう。」




再び歩きだす…




と、そのとき近くの明かりがいっせいに消えた

「きゃあっ…真っ暗だわアイル、ミオ、どこなの?」




「ティアラ様、私たちはここです。いきなり…どうしたんでしょう。………うっ、」



ティアラの背後で鈍い音が聞こえる



「アイル?どうしたのっ!?アイっ…うっ」




そのとき何者かがティアラの口を押さえつけた、



(な、なんなのっ!?私、誰かに押さえつけられてる?あ……)



ティアラはそのまま意識を失っていった




「ティアラ様?アイルさまっ!!だ、誰か助けてーー、」




ミオが泣き叫ぶ。