「久々に光の『本気』を見た気がするな。
…ホンマ、よう頑張った」

親父は俺の肩を叩いた。



…ホンマ、やめて。



もう、めっちゃ我慢してるねん、号泣しそうなんを。



「光ー」

門真さんが穏やかに笑いながら近づいてきた。

「お疲れ様。
8耐に出る光を久々に見たけれど、良かったよ!
…ホント、今年で辞めるのが勿体ない」

そう言って門真さんは俺をギュッ、と抱きしめた。



…あかん〜!!

もう限界!!