「も、もういいの!!あたしはあきらめたの!!それに、れんってなんか彼女いるっぽいし……」
「……確かにねぇ……でも彼女いたら普通、他の女となんてヤんなくない?」
「……だからあたしは遊びで…」
「そんなことできるほど器用とは思わないな…」
「……。」
「それにあたしから言わせてもらえば…れん君…あんたに興味あるっぽかったけど?」
「…は、はぁ??それこそ意味わかんないよ…」
「しんち君言ってたよ?『れんは自分から女に笑いかけるやつじゃないのにな。』って…あんた覚えてる?れん君が自己紹介のときにあんたに笑いかけたこと。」
…覚えてるに決まってんじゃん……
「しんち君それ見て『あの二人…くっつくかな?』って笑ってたんだよ???…あの笑い方はきっとれん君に彼女がいないから出来るんだよ。彼女がいたら笑ったりなんて出来ないでしょ?」
