あたしたちは軽く腕を組んでラブホ街へと足を進めた。



ラブホ街へと入ってすぐのところにあるホテルで足を止めた。



「ここでいい?」



「…どこでも。」



自然と冷たくなってしまう……



いつもならノリノリなのに……



でも、そんなあたしに気づいていないのかれんはどんどん足を進めて気づいたときにはもう部屋が決まっていた。