「ありさ…?」真面目な顔になった荻野さんが私の顔をジッと見る。 ドキン!! 私の頬に荻野さんの手が触れて、少しずつ顔が近付いてくる。なっ…何?何!?もしかして、これは……キスとか? その瞬間、触れた………。 私の唇に荻野さんの唇が……触れた。 すると、生暖かい物が私の口の中に侵入してきた。これってもしかして、大人のキス?! 「ん…。」静寂な部屋の中、私の声が響く…。恥ずかしい…。