チ~ン! 五階になって、扉が開く。 部屋の前までずぅ~っと一緒。もしかして? もしかしなくても、私達、お隣りさん? 「あれ?お隣りさんなんだね。気が付かなくてすみません。僕、昼間は大学で、夜は…飲み屋でバイトしてて、あまりいないから。でも、困った事有ったら言ってくださいね。それじゃあ。」 ドアを開けて、最後にあのスマイルをくれて、部屋の中に入って行った。