「有るけど?何?風邪か?」 「そう…です。薬買う…のもダルくて…。」 「待ってろ!」そう言って電話は切れた。 少ししてインターホンが鳴った。しんどい体を起こして、ベッドから出て、這う様にして玄関に行った。 「はい…。」ロックを外してドアを開けた。