かなりお酒臭い荻野さんに抱きしめられて、私の心臓がまたデカイ音をたて出した。 「荻野さん、あの…ここじゃ、なんなんで!?」私はかなり舞い上がりながら、荻野さんに中に入る様に促した。 「はぁ~~い。」 やっとの思いで部屋の中に入れた。 ソファーに座らせて、冷蔵庫に入ってる水を取りに行った。顔が熱くて、冷たいペットボトルを自分の頬に当てた。