タクシーに乗って、式場まで行く間も
太一は、初めての日本に、ひたすら興奮しまくっていた。


「やっと帰って来たんだね。」


荻野さん…覚えていますか?


私は、忘れる事なんか無かったよ?


今も、私の胸の中にいます…。


帰って来たよ?


ビックリするのかなぁ?