早紀とは、その夜

同じベッドで寝た。
「キモいよぉ、ありさは!」

と言ってたけど、布団に入れてくれた。
私達は、ずっと話しをしていた。

高校での懐かしい話し。

早紀の夢。

元基君の愚痴や、ノロケ話し。

私の夢の話し。

でも…途中で爆睡したよね。


有難う、早紀……。
あなたが、居なかったら、私は何も出来なかったと思う。

いつも励まして、慰めて、怒ってくれたよね。

たまに、お節介だけどね……。

でも、嬉しかったよ。

マヂで、マヂで!

向こうに行っても、よろしくね?