「ありさ。
やっと逢えたな?」

「修……司…なん…で?」


「さあ?何でだろうな?」


そう答えて、薄ら笑いを浮かべた。


怖い……。


そう直感した私は、学校に帰ろうとしたけど、直ぐに腕を掴まれた。


「二人で、話ししない?
彼女だろ?俺の。」

「修司…何言ってるの…?」


「俺は、まだ別れるなんて言ってないぜ?」


「私は…別れるって言ったわ?」


掴まれた腕に力が入ってくる。


お願い……誰か助けて!!