「ありさ…俺も逢いたかった…。」


「約束だったのに…ちゃんとするまで、逢わないって…
約束したのに…。」

涙が邪魔して…上手く喋れないや…。


「だよな…約束…したよな。
でも…俺も…我慢出来ない…。」


玄関先なのに、キスをした。

まるで、二人がそうなるのが決まっているかの様に…。


玄関先に散らばる二人の服。


お姫様抱っこされて、
ベッドへ運ばれる間も、キスをする。


一瞬でも離れたくないと、魂がお互いを求める。