「ありさ、何が有ったの?」


電話を切って30分後早紀と、何故か葉山さんまで来た。


「どうしよう…早紀ぃ。
私…中井君を裏切ったの…。
それも、一番最低な形で…。」


「荻野だろ?
ありさちゃんが苦しんでんの。
もしかして、より戻った?」


葉山さんが、目をキンキラさせて、話しに首を突っ込んできた。


「んな訳ないでしょ!!
ありさと、中井君はラブラブなんだから、そんな事有る訳が!!
気にしなくて、いいからね、ありさ。」

「………りなの。」

「「えっ?」」


「葉山さんの言う通りなの…。
さっきまで、荻野さんいたの。ここに。やっぱり、好きなの……。」


二人は、キョトンとしていた。