「あっ…あの…。荻野さんも…お菓子食べるんですか!?」アワワワ。何聞いてるんだろう私…。 うろたえてる私を見て、クスッと笑って「まさか。僕じゃないよ。職場に期間限定のお菓子が好きな人が居てね。頼まれたんだよね。笹峰さんは?友達と食べるの!?」「えっ…何でですか?」「だって…。凄い量だからさ。」そう言って私の持ってる籠を指指した。籠を見ると確かに一人分じゃない量だ…。こりゃヤバイの見られたかも…。「そっ…そうなんですよぉ。もうすぐ友達来るんでぇ~、アハハハ。」嘘だけど…。「あの!仕事って、まさかホストとか…?」思いきって聞いてみた。