「いやぁだぁぁ!」

風呂場で絶叫する私の声が、ビンビン響き渡る。


手慣れた感じに、手の平にボディーシャンプーを乗せて、

私の体に滑らしていく。

「ありさの肌、きめ細やかで綺麗だな。」

肩から肘にかけて

泡を起てて撫でる様に洗っていく。

鏡に映る自分の姿を見ると、目がトロンとなっていた。