「ごめん、待った?ハァ…ハァ…」

きっと、走って来たんだろう…。

息切らせて…。

「ううん。そんなに待ってないから大丈夫だよ。
それより、中井君こそ大丈夫?
そんなに、走ってこなくて良かったのに…。」


「平気、平気。
中学の時、陸上部だったから走るの得意だし、運動不足解消出来たから。」


そう言って、爽やかに笑う。

私達は、歩いて15分程の場所に有るスタバに入った。