そしてまた約束のキスをするように唇を重ねた。


俺はきっとシャボン玉を見るたびに思い出すんだろうな。



初恋の女の子



隣にいる愛しい彼女のことを……




俺達を包み込むように舞っていたシャボン玉は空高く飛んでいった。



いつまでも いつまでも 



二人で真っ青の空に輝く無数の虹色のシャボン玉を見上げていた。














―END―