お兄ちゃんそんな事朝から言わないで…心臓持たない… 

私、麻衣子は遅刻しても髪の毛はブローしてちゃんとメイクも適度にする







お兄ちゃんの隣に歩く相応しい女の子に見られたい





お兄ちゃんは何もしなくても朝からあんなに顔がきまってるなんてうらやましい…




ワックスで髪の毛を整えながら鏡を見ているお兄ちゃんと鏡越しで目線が合った




「麻衣子、ちゃんと起きれてよかったな。てか髪の毛まだボサボサだな!俺がブローしてやるよ!」





お兄ちゃんが?!!!

恥ずかし過ぎる!!


やばいどうしよおーー




「そこで立ってないで早くこっち来いよ!」





そしてお兄ちゃんは私を引っ張り私の髪の毛に触れようとする…