いきなり後ろから視界をその人の手でふさがれた。
すぐに視界が開け、その人が私の前に立った。

「ビックリした?(笑)」
「あ、青先輩っ!どこ行ってたんですかぁ?」
「さくらのバッグとりにー何組だか分かんなかったしバッグいっぱい置いてあったから迷ってさぁ~」

そう言って地面に置いていたバッグを2つ持った。
自分のバッグを下に置いて私のを上に置いてくれてた。
さり気ない優しさにドキッとしてしまう・・

「さくらぁ??帰るよー?」
「っありがとうございますっ★」