「ごめんなぁ初日なのに・・疲れただろ?
もう遅いから早く帰ってな」

頭を撫でてくれた
怒らないの?どうして・・

「すみませんっ・・私が時計を見ていれば・・」
「んなのあいつ等の責任だよ。あれ今日で142回目だから。
中川は気にする事ねーぞ?」

微笑んでくれた・・
142回目、かぁ。

「えぇ部長マネージャーに優しすぎです!!!」
「お前等..中川また明日な」
「えっ、でも・・」
「片付けはこいつ等にさせっから。青待ってるぞ?気にしないで行け」

でも・・

「中川さん、本当大丈夫だよまた明日っ」

五十嵐先輩はコップを机の上に置いて手を振った。
本当にいいのかなぁ~・・?

「すみませんっ・・失礼します」

ええいっ!帰っちゃえ!先輩方ごめんなさーいっ!


あ、バッグ教室だぁ・・戻らないと・・






「だーれだ?」
「きゃっ!!」