終わっても涙がとまりそうもない。

「そんなに泣くなって。ごめんな?苦しかったよな。」


先生はあたしを抱きしめてポンポンとリズムよく背中を叩いてくれる。

なんかドキドキしちゃう‥


「‥ヒック‥苦しかったよぉー‥もぉあんなのやだ」


「苦しかったな。でもあれやんなかったらもっと苦しかったぞ?」


「‥そんなことないもんっ‥」


「そんなことあるの。それと今日はまたつまるかもしれないから要注意。」


「またつまったら、またさっきのやるの‥?」


「そーだな。」


「もうあたし絶対やらないからねっ」


「だーめ。やるの。」


「ん~っ」


「ほら、またあとで来るから大人しくしとけよ。」


「‥うん」


先生は出て行ってしまった。