【は?生きる価値とか
  言ってるお前のほうが生きる価値
    なんてねぇんじゃねぇの?】

これまた桃と滝松で息がそろう

『なんですって??』

【だから
   梓だって変わろうとしてんだろ!】



またそろっている

 しかも呼び捨てじゃん



 『はぃ?コレのどこが変わろうと
   してるっていうのですか?』


【コレ見てみろよ】


 滝松は梓の手をみんなにみせる


『え?』



1日前までつけ爪でキラキラだった手の指が



つけ爪も何もつけていなかった


「やっやめてよ!」

 
梓は滝松の手をふりはらう


【梓はこうやって変わろうとしてんだよ!】

 2人で大声でいいつけている

「アンタ達なんでしって・・・」