あれ?
梓さんが帰ってきてしまったにゃぁ
どうしたのかにゃぁ?


「カワィィなんて
  男に初めて言われた・・・。」

梓さんは小さい頃から
身なりのせいで
男の子に避けられてばかり
  だったんだにゃぁ

まぁ小さいころから
付け爪したり
髪を金髪にしたり白髪にしたり
してたからなんだけどにゃぁ~


「アタシに可愛いって言うなんて
 1億光年早いのよ!」


なんかすごく怒っているっぽいにゃぁ


プルルルルルルルルル
  プルルルルルルルルル


 ガチャ

「はい。もしもし長谷川です」


「長谷川 梓さんですか!!??」


「はいそぅですけど・・・。」


「はやく○○病院にきて下さい!」

「え?あ。っはい」


なにかやな予感がした梓は
 化粧もなにも気にしないで
走った。ピンヒールでとても
走りにくかったけど
そんなことはどうでもよくなっていた

「何?誰に?何が?何があったの?」

梓はもうパニックだった
 誰かが入院?
  骨折?

 なんなんだろう?



 梓は病院についた