「でも、たまには離れてみるのもいいんじゃない? 熟年夫婦にも刺激をーーー。みたいな??」 「あたしと爽は夫婦じゃないしーーー!!」 茶化す美咲に喝を入れるあたし。 そんなあたしの言葉を聞いたからか なんだか爽はしょんぼりしている。 あたしと離れるのそんなに嫌だったのかな?? 「爽??しょげないでよ。休み時間になれば会えるんだからさ!!」 「・・・うん。そうだな。」 返事をしてくれたものの やっぱり元気がない爽。