「いーじゃん、俺あの曲気に入ってるんだからさ。」


あたしからオレンジジュースを取り上げて さらっと受け流す爽。






まぁ、歌い終わったんだし気にしてもしょうがないか。


会場の雰囲気がどうなろうと知ったこっちゃない。




もとはと言えば あたしと爽に押しつけた美咲が悪いんだ。





「爽っ!!歌ったらお腹すいちゃった!!早く会場に戻ろーー?」






「・・・・・。真緒はいつまでも自由奔放だよな。。。。」





爽に素敵?な褒め言葉をもらったあたしは上機嫌で 会場に戻った。