爽が翔さんへと顔を向ける。



「あぁ、そうだな。よく真緒ちゃんを守ったな。さすが俺の息子だ。」




爽の頭を撫でる翔さんの顔は なんだか嬉しそうだった。











そのときの傷跡は 爽の腕にしっかりと残っている。