車を取りに行くといった親父とトモ君達は部屋から出て行った。 俺も真緒を起こさないように 音をたてないようにギターや機材を片づける。 真緒はかなり疲れたようでまったく起きない。 寝顔は昔と変わらないんだな。 規則正しい寝息を立てる真緒の頭をそっと撫でる。 一瞬ビクッと反応したがすぐに フニャフニャと力が抜けていく。 「お前なぁ・・・・・無防備すぎんだよ。」 俺は眠っている真緒の唇にキスをした。