「うん、いいんじゃないか。」 腕を組んだまま顔を何度も縦に振る翔さん。 「可愛い曲なんだけど 真緒ちゃんのハスキーな声が響いてきて自然と口ずさんじゃう感じ。」 笑顔のなっちゃんはあたし達に拍手を送ってくれる。 「爽の荒削りなギターがまたこの曲にピッタリだな」 ピースサインを爽に送るトモ君。 「決まりだな。」 翔さんの言葉に なっちゃんもトモ君も首を縦に振ってくれた。