「行っちゃったね。」 「そうだな。」 「あたし達本当にデビューするんだね。」 「だな。」 しばらく立ち尽くしたままのあたし達。 「さてとっ!!真緒っ!ボーっとしてる時間ねぇぞ。」 「そうだね!とりあえず久しぶりだし一回合わせてみようよ!」 爽の声にハッとしたあたしは我に返って キーボードをセットして準備を始める。