「翔さんいいの?あたし達みたいなド素人が書いた曲がデビュー作で。」
「あぁ、3年前の誕生日に歌ってくれたこの曲が お前たちらしくていいと思った。
歌うのも演奏するのもお前たちなんだから お前たちが納得いく作品を作ってほしい。」
あたしと爽の顔を交互に見ながら翔さんは話す。
「そこで今日はこの”宝島”を二人で話し合ってこの曲を完成させてほしいの。
私たちは事務所にいるから出来上がったら呼びに来てね?」
「「「それじゃあ 頑張って!!!」」」
3人はあっという間に部屋から出て行ってしまった。
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