「やっぱり真緒だったか。
お前人にはお預けだとか言っときながら・・・・。」






ふぅとため息をつきながらギターをかたずけ始める爽。








「あれ?終わったの?」



「誰かさんがピョンピョン跳ねてるのが見えると気になって練習にならないからな。」







「・・・・・・ごめん。」




「いや、冗談だよ。
ギターをしまおうとしたら窓から真緒が見えたから ついな♪」


しょんぼりとしょげてるあたしを見て 爽はククッと笑いをこらえている。






”つい”じゃないよ。邪魔したと思って焦ったじゃん。