「よしっ!!今日もレッスン頑張るか! 真緒、今日レッスンが終わったら久しぶりに家で合わせてみないか?」 いきなりやる気モードに入った爽の目はギラギラと輝いている。 「やーだっ!一生懸命練習して爽をビックリさせる気でいるんだから 中途半端なままでは聞かせられないよ。」 「ちぇっ、つまんねーヤツ。」 あっかんべーをするあたしの頭をくしゃくしゃっと撫でると「分かったよ。」っと爽が言った