楽しい時間はあっという間に過ぎ、今は帰りの電車の中。 遊び疲れた爽はウトウトしてる。 眠くなると目をゴシゴシこする姿は昔のまま。 「爽疲れたでしょ?あたし起きとくから寝てていいよ」 「んーーーー、いや、起きてる。真緒とも話したいし。」 爽は駅で買ったミネラルウォーターのキャップを開ける。